阪大受験へ

総額300万円と言う巨額の通学費の見返りは何かが見出せず阪大受験への決意が揺らいでいる中、今日は予定していた通り午後休を取って阪急を乗り継いで阪大に過去問をコピーしに行った。機械工学の事務所に入ると事務員の方から「○○さんですか?」と訊いて来た。少し狼狽したものの、直ぐに教授が既に願書を事務の方に提出したんだと判った。それが単なるチェックなのか正式な出願なのかは判らないが、事務が願書を受け取った以上、そう簡単に取り下げる訳には行かず、場合によっては出願しない選択肢が残されていたが、後に退けなくなった。しかしそれでどうだろう、出願の迷いが吹っ切れて逆にスッキリした感覚がある。また本部前のバス停まで歩く中で、この大学に通いたいと言う気持ちが湧いて来るではないか。博士後期課程の学生は車通学できる事が判明したのも手伝って、何とか通学出来そうとの思いが強まった。受験する目的を明確にするのも重要だが、迷いが無くなった事はそれも重要ではないか。自宅に帰り今までよりも晴れた気分で郵便物の再配達を待っている。